JA北越後農産物直売所

こったま~や

お客様と生産者をつなぐ場所として

令和3年のオープン以来、地元を中心に多くのお客様が集うこったま~や。新発田地域の方言で「たくさん」を意味する「こったま」の名前の通り、店内には季節の野菜・果物のほか、肉、切り花、惣菜・パン、Aコープ商品など多彩な商品が並んでいる。「JA北越後は海沿いから山間部までエリアが広いのが特徴です。例えばサトイモやサツマイモは砂地栽培のもの、山の土で栽培されたもので味が違うので、ぜひ食べ比べてみてください。生産者さんが工夫して作ってくださるものをお客様に伝えるのが役割だと思っています」と天井澤店長。スタッフが食育ソムリエの資格を持っており、その知識を活かして、売り場に野菜の豆知識の手書きポップが並んでいるのも楽しい。笹団子を作る季節にはヨモギや笹がどっさり入荷したり、晩秋には越冬野菜コーナーを設けて土ネギなどを販売したりと、地元の食文化を支える存在となっている。

店長

天井澤 智美さん

  • 砂里芋(さりいも)

  • 新発田市と聖籠町の砂丘地で栽培されるブランドサトイモ「砂里芋」は、肉質のきめが細かくもっちりとした食感で、白さが際立っているのが特徴だ。秋から出荷が始まり、年明け2月末ごろまで味わえる。

  • オータムポエム

  • 冬の食卓に緑を届けてくれる代表野菜のオータムポエム。ハウス栽培のため、秋から冬にかけての長い期間、収穫が可能で、冬の寒さに当たると甘みが増してくる。食感が残る程度に炒めると香りや風味が楽しめる。

お米コーナー

北越後産こしひかりをはじめ、新之助、こしいぶきなどを販売。3品種の食べ比べセットも用意されている。玄米販売も行っていて、カウンターで精米を受け付けている。毎年10月には新米フェアを開催。また毎月18日は地場産米がお得な「米の日」となっているので、お見逃しなく。

精肉コーナー

北越後が誇る二大ブランドミートの「新発田牛」と「北越後パイオニアポーク」を販売。「ここで買うお肉は味が違う」と言ってリピートするお客様が多いそうだ。また、店から冷蔵宅配での発送ができるので、贈り物としての利用も人気。毎月29日は「肉の日」で買い物がお得!

切花・果物コーナー

12月頃から出荷が始まるチューリップと越後姫。北越後管内では約100品種のチューリップが栽培され、店内にも色とりどりのチューリップが並ぶ。越後姫は若い生産者が年々増加中。ベテラン農家からの技術指導により産地一体となったブランド力向上に取り組んでいる。豊かな香りとジューシーな味わいで毎年人気の商品だ。

地域に密着
夏休みの「子ども店長」企画が大反響!

令和5年8月、初の試みとして小学生を対象に「子ども店長」を募集。多数の応募があり、1日10人ずつ、3日間かけて店長体験をしてもらった。直売所の仕事だけでなく、お米の低温倉庫なども見学し、地元の野菜やお米が作られてから販売されるまでの流れを知ってもらった。子どもたちや保護者からも好評で、今後は恒例イベントにしていく予定だ。

お問い合わせ

JA北越後 農産物直売所 こったま~や

JA北越後 農産物直売所 こったま~や

新発田市島潟1341-1
TEL:0254-20-8801 FAX:0254-22-0717

営業時間:9:00~18:00
休日:第2・第4火曜日
※2024年3月より「JA北新潟」に名称変更します