エディブルフラワー
エディブルフラワーは20輪前後をパックにして販売。一部のウオロクでも販売されている
ビオラにプリムラ、カーネーション、ナデシコ、マリーゴールドなど、庭や花壇を彩るおなじみの花々。これらを、農薬を使わずに育てた「食べられるお花」がエディブルフラワーだ。その生産に新潟県内でいち早く取り組んだのが阿賀野市にある脇坂園芸。ホームセンターで販売される花苗生産を手掛けてきた同社が、エディブルフラワーをスタートさせたのは平成24年。県内を中心に、レストランやホテル、菓子店向けに販売され、料理やスイーツを華やかに演出している。また、花びらを乾燥させたドライタイプは輸出も行っていて、美しいブルーの矢車草が香港などで人気だ。

左から 脇坂よしみさん、脇坂裕一さん、中野友理香さん
栽培は専用ビニールハウスで行われる。「農薬を使わないので、虫がつかないようにするのが一番大変。毎日午前中にその日の分の花を手摘みして、1輪ずつチェックをして、出荷準備をします」と社長の脇坂裕一さんは話す。年間を通すと、計30種類ほどの花を生産。花には毒を持つものもあるので、どれでも食べられる訳ではないそうだ。
オリジナルの加工品も製造販売していて、奥様のよしみさんが担当。村上の塩と合わせたフラワーソルトや、紅茶と花を組み合わせた「癒しのフラワーティー」が、お土産やギフトに好評だ。また、予約すれば一般の人も生のエディブルフラワーを購入可能。「自分でお菓子作りをする方のほか、製菓の専門学校の学生さんが卒業制作のために購入してくださることもあるんです」とよしみさん。

加工品は道の駅あがの(阿賀野市)や、キラキラマーケット(新潟市)などで購入可能。
癒しのフラワーティーの押し花タイプ(写真中央)は、紅茶に花が浮かんで華やか
食べられる花として注目を浴びたデビュー期を経て、今は次のステージに入る段階だと話す脇坂社長。「生の花もドライの花も、使い方のバリエーションはまだあると思います。素材としての価値が高まるような工夫をしていきたいと考えています」。

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エディブルフラワーの加工、直売を行っているSoel
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