こったま~や
北越後のおいしいものが大集合!
今年7月に誕生したJA北越後の「こったま~や」。地域待望の大型直売所には約300名の生産者から届く農産品が並び、オープン以来多くの来店客で連日賑わっている。梨本店長は「JA北越後のエリアは菅谷や赤谷といった山手から、紫雲寺・聖籠の浜まであり、米や野菜だけでなく、新発田牛やパイオニアポークという食肉、地元漁港で水揚げされる海の幸など、おいしいものがたくさんあります。店舗が大きくなったことで、加工品も含めてそうしたおいしいものをたくさんご紹介できるのをうれしく思います」と話す。地元産の旬の果物で作られたフルーツサンドなどのスイーツもあり、これから幅広い世代に愛されていきそうだ。
店長
梨本 寿明さん
砂里芋
そのおいしさから、一度食べると多くの人がリピートするという砂里芋。人気が高く、ほとんどが県外に出荷されるなか、地元ではこったま~やで販売。新芋は9月からシーズンが始まる。
今摺り米
コシヒカリ、こしいぶき、新之助などの銘柄が並ぶ米の販売コーナーでは、玄米をその場で精米する今摺り米を提供。精米は通常の白米のほか、いま人気が高まっている無洗米もオーダーできるのが特徴だ。
にいがた和牛の新しい地域ブランドとして認定された美しい霜降り肉が特徴の新発田牛と、キメ細かく上質な旨みの北越後パイオニアポークを販売。どちらも地元畜産農家が安心・安全、そしておいしさを追求し、丹精込めて育てている。
新発田市藤塚浜にある松塚漁港で水揚げされた魚で作った干物が並ぶ。作っているのは漁師の奥さんたち。手頃な価格で、スーパーではあまり見かけない魚もあるなど、地元産ならではの品揃えがうれしい。
北越後管内では、昔からその地域の人に親しまれてきた地元の味の味噌があり、こったま~やではそうした各地域の味噌を取り揃えて販売。東京・銀座のレストランでも採用されているという「あやめみそ」を始め、それぞれのおいしさを試してみては。
地域に密着
食育ソムリエが生産者と消費者をつなぐ
枝豆とオクラの収穫体験
こったま~やでは、産地の情報や生産者、地域に伝わる食の知恵なども伝えようと、食育ソムリエの資格者が7名在籍。農業体験や北越後の食材を使った食、講演などを組み合わせたイベントを企画し、開催していく予定だ。