JAえちご上越

旬菜交流館 あるるん畑

上越の農産品の実力をぜひ味わって

朝採れ新鮮野菜を販売し、地元のお客様から観光客まで多くの人に親しまれているあるるん畑。平成18年のオープン時には250名だった生産者は700名にまで増え、一層バラエティに富んだ農産品が並ぶ。「上越は粘土質の土で米以外は不向きと言われていましたが、今では県内随一の園芸品目産地になりました。地元野菜を直接買えるようになって、地元のものはおいしい、生産者の顔が見えて安心、といったことがお客様に伝わって、相乗効果で盛り上がってきたと感じます」と亦野店長は話す。売り場では生産者にスポットを当てた展開を進めている。「生産者にファンがついていますね。若手農家の皆さんも自分のブランドを高めていこうと頑張っていて、その後押しにもなればと思っています」。お客様に向けては月1回のイベント開催を続けるなど、さまざまな演出で楽しませてくれているのも魅力だ。

店長

亦野 潤一さん

  • アスパラ菜

  • あるるん畑の冬の一押し商品がアスパラ菜。冬の寒さで甘みが増す12月下旬からシーズンが始まり、どっさり入荷するが、連日売り切れるほどの人気。どんなメニューにも合い、料理しやすいことも支持されるポイントだ。

  • 雪下畑の仲間たち

  • JAえちご上越のオリジナルブランドの雪下・雪室野菜でキャベツ、白菜、ニンジン、長ネギ、ブロッコリー、大根の6品目ある。雪の力で甘みを増した野菜は、雪国だからこそ味わえるおいしさだ。販売は1月上旬~2月末。

にこにこ野菜

「にこにこ野菜」は、JAえちご上越管内の農家が生産している、スーパーなどには出回らない珍しい野菜のこと。菜花の一種のアレッタ、赤いスイートコーンなど、これまでバラエティ野菜と呼んでいたものを、地元の小学2年生に考えてもらった「にこにこ野菜」に名称変更。売り場では同じく小学生考案のシールが目印だ。

焼きいも

秋になると「焼きいもはいつから始まりますか」と問い合わせが相次ぐという人気商品。メインで使う品種はしっとりとした食感と濃厚な甘さの「べにはるか」。しっかりと追熟したものを店頭で焼き、焼き立てを提供している。サツマイモの追熟状況に合わせて開始時期が決まり、10月下旬から5月ごろまで販売。

上越あるるん村

上越あるるん村には「あるるん畑」のほか、海産物販売の「あるるんの海」、ベーカリー&レストランの「あるるんの杜」がある。あるるんの杜エリアではもっちりとした米粉パンやジェラートを販売。レストランは2022年4月に「海鮮レストランあるるんの海」にリニューアルし、刺身や海鮮丼、各種定食などが味わえる。

地域に密着
フードバンクに協力

生産過剰になった野菜のロスを何とかしようと、生産者から提供してもらい、地元のフードバンクに寄付する活動を2022年から本格実施。一般のお客様にも家庭で余分にストックしている食品の提供を呼びかけ、一緒に届けている。あるるん畑では、地域農業や地域社会への貢献活動を参加型で行っていくことを常に意識しているそうだ。

お問い合わせ

旬菜交流館 あるるん畑

旬菜交流館 あるるん畑

上越市大道福田639番地
TEL:025-525-1183 FAX:025-525-1255

営業時間:9:30~18:00
休日:12/31~1/3