JA新潟かがやき

越王(こしわ)の里

果物や珍しい野菜も揃ってます

今年の10月で開業11周年となる越王の里は、西蒲区を中心に、西区や南区、弥彦村などの周辺エリアも含めた地域の農産品が集まる直売所だ。出荷する生産者は約220名。「最近は若手の新規就農者の方も加わってくださっているのがうれしいです」と古井店長は話す。特に果物の種類が豊富で、夏のスイカ、メロン、いちじく、そして越王おけさ柿が旬を迎える時期は直売所が一層活気づき、贈答用として県外への発送依頼も多いそうだ。西洋野菜や新品種などに挑戦する生産者も多く、珍しい野菜に出会えるのも面白い。さらに、地域のお店が作るお菓子やお惣菜なども人気で、棚には羽釜炊きのおにぎりや各種おこわ、大福や焼き菓子、ジャムなどが並び、小ぶりな店舗ながら見ごたえのある品揃えだ。10月には周年祭を計画中とのことなのでぜひ足を運んでみては。

店長

古井 弓子さん

  • いちじく

  • 8月中旬から秋にかけ、西蒲区特産のいちじくが最盛期に。ブランドいちじくの「越の雫」のほか、黒いちじくの「ビオレ・ソリエス」、緑色で甘みの強い「バナーネ」などが登場し、品種による味の違いも楽しめる。

  • 越王おけさ柿

  • 佐渡に次ぐ、県内2番目の柿の産地である西蒲区の角田山山麓。甘くてジューシーな越王おけさ柿は10月10日頃から中旬に出荷シーズンを迎える。10月に開催予定の越王の里周年祭では柿の詰め放題を企画中。

漬物コーナー

農家のお母さんたちが手作りする味噌漬けや醤油漬け、キムチ漬けなど、種類豊富な漬物が人気。巻地区の名物である「からし巻き」も、各家庭で味が違うので、食べ比べをしてみるのもおすすめだ。夏の茄子漬け、冬のハリハリ漬けなど、季節ごとの味も楽しみ。

乾物コーナー

切り干し大根は千切り、輪切り、扇切りなどの種類があり、合う料理がそれぞれ違うので、いろいろな味わい方を楽しんで。弥彦特産のしいたけの「やひこ太郎」の干ししいたけなどもあるほか、おけさ柿のスライスを干した柿チップはおやつに人気。

切り花コーナー

地域の切り花農家から直接届く、鮮度抜群の花々が並ぶ。春や秋のお彼岸やお盆の時期には、お供え花を求める人が多く、予約を受け付けるほどの人気ぶりだ。お月見の頃にはススキも入荷。豪華な印象のユリも一般より手ごろな価格で並ぶので、こちらもお買い得だ。

地域に密着
にしかんなないろ野菜は販路拡大中!

西蒲区で生産される色や形が個性的な野菜をブランド化した「にしかんなないろ野菜」。販売コーナーにはカラフルなニンジンや、紫色や赤色のジャガイモなど、食卓が華やかになりそうな野菜がずらり。最近は築地市場へ出荷されたり、ネットショップで販売されたりと、地域外に向けた販売も始まっている。オリジナルレトルトカレー&スープも開発中とのことで、商品化が楽しみだ。

お問い合わせ

越王の里

越王の里

新潟市西蒲区竹野町2435-1
TEL:0256-72-2332 FAX:0256-72-2313

営業時間:10:00~15:00
休日:木曜、年末年始