良質な住まいを届け続ける

ミサワホーム北越株式会社

ミサワホーム北越は新潟・富山エリアでミサワホームの住宅の販売・施工を手掛け、新潟県内では大手住宅メーカーのなかでトップシェアを誇っている。令和4年にはミサワホームが55周年、そしてミサワホーム北越が40周年というメモリアルイヤーを迎えた。コロナ禍やウッドショックといった逆風のなかでも、売り上げの新記録を達成。それは同社が地域とつながり、信頼関係を築いてきた歩みの成果でもある。

  • katuryoku-img

南極基地にも採用されてきた高い技術力

昭和57年の会社設立以来、新潟県内で建てた住宅は延べ約2万棟というミサワホーム北越。大手住宅メーカーとして新潟県内でトップシェアを誇っている。就任して4年目の南谷和秀社長は「以前は東京のミサワホーム本社にいて全国の状況を見てきたので、新潟が特に多くのオーナー様から支持をいただいていることがよく分かります。創業者の三澤千代治は十日町市の出身で、思い入れがある土地であったことも関係があるかもしれません」と話す。

代表取締役社長

南谷(なんや) 和秀(かずひで)さん

本社外観

新潟で評価されている理由として、まず挙げられるのが家の性能だ。気密性、断熱性に優れ、寒い地域、雪国に強い住宅で、それを表す端的な例が、ミサワホームが日本の南極基地に建ててきた36棟もの建物。「グループの社員が越冬隊員と一緒に南極入りして、隊員の皆さんと力を合わせて建てています。新潟で建てる住宅も南極の建物も同じ構造材を使っているので、説得力はあると思います」。
近年はカーボンニュートラルへの取組みとして、ZEH(ゼッチ/ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)を推進。同社が手掛ける新築住宅のうち、およそ85パーセントがZEH仕様で、環境に優しい住まいづくりを進めている。「日本は人口が減少していて、住宅のストックは十分あるのですが、良質な住宅というのは少ない。そこに当社の役割があると思っています。リフォームで構造体を強くして、良質な住宅に変えていくこともできます。私たちは新築、リフォーム共に良質な家を提供し続けることが大切だと思っています」。

  • CENTURY 蔵のある家 ZEH ADVANCE 先人の知恵×先進の技術で、未来をデザインする住まい

  • ZEH・LCCM住宅対応の「蔵のある家」
    持続可能な住まいと暮らしを実現するために、“先人の知恵”と“先進の技術”を住宅に取り込み、
    より多くの家族の暮らしにフィットする新しい「蔵のある家」を開発

グループスローガンである「住まいを通じて生涯のおつきあい」という精神のもと、お客様との関係を大切にしている同社。そして家の一番の基本は、人の命を守ることにある、と南谷社長は話す。「それは災害が起きた時に骨身に染みて分かります。東日本大震災の時、家の1階の一部がえぐられた状態で残った家があり、そこに“お家ありがとう”と書かれていたんですね。それは涙が出る光景でした。そういうものを作り続け、提供し続けることが住宅メーカーの使命だと感じています」。

マンションや事務所など、戸建て住宅以外も手掛け、建物から“住み続けられる地域社会”に貢献

新潟本社の会社だからこそできる地域貢献を

同社は今年、新潟市働きやすい職場づくり推進賞を受賞。就業時刻を30分単位で変更できるセレクティブワーキング制度や、定年を迎えた社員を1年更新で70歳まで再雇用するマイスター制度などを導入し、働く環境を整えている。「やはり会社にとっては社員が一番大切。社員がいるからこそオーナー様へのサービスが提供できるので、社員のモチベーションが上がるための改善は必要だと思っています。設計者の女性が結婚を機に埼玉へ引っ越したのですが、社員のままリモートワークで仕事を続けているのもユニークな事例だと思います」。

2022年、新潟市の「働きやすい職場づくり推進企業」を受賞。
柔軟な働き方を認め、有給休暇の取得を促進するなど、社員のモチベーションUPにつながる取り組みを進めている

地域貢献への取り組みにも積極的だ。南極へ行ってきた社員が、県内の小学生に実体験を伝える「南極クラス」を延べ207校で開催。また、若者のUターンを促す「にいがた鮭プロジェクト」、佐渡金山の世界遺産登録を後押しする「佐渡プライド」、子どもの居場所づくりプロジェクトなどにも協賛している。「新潟に本社がある会社だからこそ、地域に密着した存在でいられる。それも私たちの強みだと思っています」。

  • 「南極クラス」は小学5・6年生に向けて開催。
    子どもたちはみな瞳をキラキラさせながら、興味津々で話を聞いているそうだ

こうしたなかコロナ禍、ウッドショックといった逆風を受けながらも、令和3年度上期には住宅部門、リフォーム部門とも売り上げの新記録を達成。リフォームは令和4年上期もそれを更新した。「資材の値上がりもあり、金額も上がるなかで多くのご依頼をいただけたことは本当にうれしかったですね」。
新潟での暮らしも4年目という南谷社長は「新潟は農産物が豊か。何を食べてもおいしい」と話す。「新潟は暮らし心地が良く、経済界の皆さんもオーナー様も素晴らしい方々ばかり。皆様からいただいた信頼を裏切らない仕事を、今後も謙虚に真面目に続けていきたいと思います」。

  • 本社の商談スペースには、各種パンフレットやカーテンの生地見本などが豊富に揃う

お問い合わせ

ミサワホーム北越株式会社

本社外観

本社外観

〒951-8533
新潟市中央区関新二丁目1番53号
TEL:025-232-3330
FAX:025-232-3370

読者プレゼントがあります。
応募フォームからご応募ください

応募は終了しました