地域の暮らしに寄り添って

株式会社ひらせいホームセンター

新潟県内に38店舗、県外に6店舗を展開するひらせいホームセンター。ダイソーや書店など関連店舗を含めると129店舗にもなる。同社が目指し続けているのは「いつでも、どこでも、誰もが気楽にお買い物ができる生活舞台の演出」だ。店ごとに地域ニーズに合わせた品揃えをし、同じ店でありながら画一的ではないのが“ひらせいスタイル”。小売業としての矜持がそこにある。

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店舗によって品揃えが異なるホームセンター

クマの親子がトレードマークのひらせいホームセンター。その創業は昭和47年。現・会長が金物屋を開業したことから始まり、昭和54年に新潟市西区(旧巻町)に1号店をオープンした。フランチャイズ事業としてTSUTAYA、ダイソー、業務スーパーなども展開しており、私たちの生活にとても身近な存在だ。2代目である清水泰成社長は「20年ほど前から食品の扱いをはじめ、本やエクステリアなど生活に必要なものを揃えています。当社は店の大型化というより、気楽に買い物をしてもらう場所づくりを大切にして歩んできました。これは会長時代からのDNAですね」と話す。
店によって品揃えが異なっているのも特徴。「その地域に大型家具店が近くになければ、寝具類を多く品揃えする、家電店がなければ家電用品を充実させるといった感じで、運営はチェーン方式ですが、品揃えは個店主義。画一的ではないんです。糸魚川市では数年前に書店が無くなってしまい、ホームセンターの一角にあった本の売り場を拡大したところ、売上が倍増しました。求められるものを揃えて、お客様に喜んでいただくことに意味があります」。

代表取締役社長

清水 泰成さん

  • ダイソーやTSUTAYAなど、生活に欠かせない店舗を運営する

  • エクステリア用品やリフォームなど住まいの相談にも応じる

お客様を大切にする姿勢は、お客様が意見を寄せる「お客様カード」からも伝わってくる。各店舗から届くお客様の声は、毎週行われている役員会で、まず役員が目を通す。そして、営業本部には12年分のお客様カードを、壁一面に掲示。「店長会議や研修などで社員が集まると、休憩時間にみんながこれに目を通します。私たちが至らないものについては改善をしますから、見返すことで、当時のことを思い出したりして、また気持ちが入ります」。
さらに、清水社長が社内で徹底してきたのは、まずは上司が必ず挨拶すること、そして上司が部下に指示を出したら、必ずその結果を確認すること、という2点だという。「基礎的なことですが、働きやすい職場であるためには大切なこと。成果を見て言葉をもらうことはやりがいにもなるし、社員が働き甲斐を持って仕事をすれば、お客様にも伝わると感じますね」。

  • 営業本部の壁一面に貼られている「お客様カード」。
    12年分が掲示されている

  • 健康経営に取り組み、10年連続で「DBJ健康格付」の認定を受けている

小売、農業に続く次なるテーマは「健康」

清水社長が、新潟の農業、農家をサポートしたいと平成28年に立ち上げたひらせいファームは、ひらせいホームセンターにとっても画期的な出来事となった。同社が作る野菜苗はとても好評で、年々売り上げを伸ばし、春の植え付けシーズンの売り場は、連日大賑わいだ。清水家が代々農家だったということもあり、農業への思い入れは強い同社。これまでに、米農家の多角化で作られるようになったもち麦の加工品として、セイヒョーと大福を、岩塚製菓と「ふわっとブラン」を開発するといったコラボを実施。新潟県産大麦を使ってウイスキーを製造する新潟亀田蒸溜所もサポートしている。

  • 春の野菜苗の売り出し時期は連日多くの人で賑わう

ひらせいファームの苗にも使われているもみ殻堆肥も販売。肥料類の品揃えの豊富さも強みだ

食良品館、生鮮広場は手頃な価格も魅力だ。県産もち米「もち麦大福」など、コラボ商品の開発も

小売業、そして農業に続いて、次なるテーマとしているのが「健康」だ。「住まいや食にまつわる小売りをしていますが、大前提として必要なのはやっぱり健康。健康寿命を長く、皆さんに元気に過ごしていただくためにも、昨年から事業の柱のひとつに加えています。具体的な動きとして、24時間営業のフィットネスジムをオープンしました」。
店舗の工夫としては、ワンフロアにひらせいホームセンターや食品、書籍、ダイソーなどを同居させ、会計はまとめてOKという形にしている。買い回りしやすく、運営としても管理しやすく、スタッフの数も抑えられるという訳だ。現場主義だからこその視点と柔軟性といえる。清水社長が、父である会長から唯一言われ、守っているのが「毎週必ず店に行ってほしい」ということ。「店に行くと、自分がイメージして進めたことと実際のギャップも分かるし、社員にとって無理がないか、お客様の役に立っているかの確認ができる。常に一番変化しているのはお店ですから」と清水社長。ひらせいらしさがどこから生まれているのか、その理由のひとつを感じるエピソードだ。

  • 昨年末から展開を始めたLifeFit(ライフフィット)ひらせい亀田店

  • 営業本部内観

  • 営業本部外観

お問い合わせ

株式会社ひらせいホームセンター

〒950-0218
新潟市江南区いぶき野2丁目1-1
TEL:025-383-4141(代)
FAX:025-383-4150

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