KANDA MILK
KANDA MILK 1本500円。阿賀野市の「道の駅あがの」や、白鳥飛来地で有名な瓢湖で販売を始め、観光客にも好評
牛舎の一部を見学できる。子牛のつぶらな瞳がパッケージのイラストそのもの
同社では、酪農の現場の様子を多くの人に知ってもらいたいと、牛舎の見学を受け入れている。「お客様が可愛がってくれるので、うちの牛たちはみんな人懐っこくて、温和。特に子牛は撫でてもらいたいので、人が来ると顔を出してきますよ。この牛乳には、スタッフだけでなく、たくさんのお客様の愛情も入っているんです」。
飲みきりサイズのパック牛乳は、取引先からの依頼で開発を開始。内容量は250ミリリットルと、一般的なパック牛乳より多めでたっぷりと楽しめる。デザインを担当したのは神田社長の娘さん。「牛の瞳が可愛いので、それを表現したかったそうです。色をピンクにしたのも驚きましたが、若い感性はすごいですね。とても好評です」。
売り場でこの可愛い牛に見つめられたら、ぜひ手に取ってみて。
牛舎に隣接しているアイスクリームショップ「みるぱす」では季節限定フレーバーのソフトクリームが人気
営業時間:11:00~16:00(土日祝は17:00まで)
休日:水曜(祝日の場合は営業)
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長いまつ毛をしたつぶらな瞳の牛のイラストが印象的なこちらのパックは、阿賀野市にある神田酪農のオリジナルブランド牛乳「KANDA MILK」。同社の「やすだ愛情牛乳」の少量パック商品として、昨年11月から販売されている。
神田酪農は手元で子牛を産ませて育てるという、昔ながらの酪農手法を三世代に渡って守っている牧場。飼料には堆肥で育てた牧草を使い、行き届いた衛生管理で「農場HACCP認証農場」にも認められている。こうして大切に育てた牛から搾った牛乳を、お客様に直接味わってもらいたいと平成20年から販売を開始したのが、「やすだ愛情牛乳」だ。ホルスタインの酪農家が1軒でオリジナル牛乳を販売するのは苦労や手間も多く、新潟県内ではこちらのみ。「大変ではあるのですが、お客様からおいしいと言ってもらえるとやっぱりうれしくて頑張ろうと思うんですよね」と神田豊広社長は話す。
代表取締役
神田 豊広さん