NIIGATAひかりBAUM

(上から時計回りに)黒埼茶豆バウム1,800円、ソフトバウム1,400円、ハードバウム1,600円。
「まずは食べてみてほしい」と、ミニバウムも販売予定だ

「NIIGATAひかりBAUM」はコシヒカリの玄米粉で作られているバウムクーヘンだ。小麦粉は一切使っておらず、特別栽培米のコシヒカリとこだわりの卵、沖縄産きび砂糖が材料。製造販売しているのは新潟市西区木場で300年続く米農家の青木農場だ。
平成28年に株式会社化し、持続可能な農業を目指して取り組みを始めている同社では、新たなアクションを起こすための強みを検討。行きついたのは、やはり江戸時代から作り続けている“米”だった。青木弘代表は「私たちの米は、代々大切に土づくりをしてきた土地で減農薬・減化学肥料で育て、収穫後は2日間かけてゆっくり乾燥させています。その自社栽培米に、新たな価値を付けていこうと、まずはしょうゆおこわ、そして玄米粉の焼ドーナツを商品化しました」。

代表取締役

青木 弘さん

  • 自家栽培のこがねもちや玄米粉を使用した「しょうゆおこわ」と「玄米粉焼ドーナツ」

焼ドーナツはヘルシーさとグルテンフリーであること、玄米粉の栄養も摂れる点などが注目されて、生協からも引き合いがくるように。そして、次の商品を考えていたとき、青木代表の頭に浮かんだのが、6年前に展示会で実演を見た米粉のバウムクーヘンだった。
昨年の秋に機械を導入し、スタッフがメーカー先で研修・指導を受け、今年から販売を開始。玄米粉のバウムは小麦粉のものより軽い食感が特徴。焼くのは機械だが、焼き時間などはその日の気温や湿度によって微調整が必要で、経験が重要になってくるそうだ。

  • ふわふわしっとりに仕上げる焼き加減の調整は職人技

商品はしっとり食感のソフト、しっかり焼き目があるずっしりしたハード、そして青木農場でも生産している黒埼茶豆のパウダーを生地にもフォンダンにも入れた黒埼茶豆バウムの3種類。社員全員で考えたという商品名には、ひかりにあふれた明るい未来を目指そうという思いが込められている。

  • 今年3月から直売コーナーもオープン。
    営業日はインスタグラムでチェックを。
    JA新潟かがやきファーマーズ・マーケットいっぺこ~と、
    道の駅あがの、KITAMAEでも購入できる

お問い合わせ

株式会社 青木農場

〒950-1122
新潟市西区木場2355
TEL:025-377-2855 
FAX:025-377-1752

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