讃岐うどん
讃岐うどん350円（手前：讃岐だし、奥：関西だし）
毎日、その日の分だけを仕込む自家製麵
8種ある天ぷらはどれも大きめでカラッと揚がっている。1個100円～
うどんは1階の工房で製造。生地を寝かせて熟成させてからその日の分を打っている。昆布、鰹節、煮干しで出汁を引いたかけ汁は、塩ベースの讃岐だしと、醤油ベースの関西だしを選べる。試作の時点でアンケートを取った結果、見事に半々だったため、両方を採用したそうだ。
同法人では新商品としてバウムクーヘンも開発。特に大谷が醸造に取り組んでいるウイスキーを練り込んだ「新潟亀田ウイスキーバウム」は観光施設や直売所、新潟空港などで販売し、その味わいが好評だ。「福祉としては教えやすく、誰でも同じ品質で作れることが大切。その点でパンやうどん、そしてお菓子は取り組みやすいジャンルです。お昼時に多くの人がうどんやパンを食べに来てくれる様子に、働いている皆も喜んでいます。おいしさでお客様に楽しんでもらい、就労者のやりがいにもつながる取り組みを、これからも進めていきたいと思います」。
バウムクーヘンは、カットされた「ひとくちバウム」やミニサイズなど
手軽に購入できるラインナップが揃う
店舗の1階では、パンやバームクーヘンを販売
お問い合わせ
讃岐うどん 大谷さん
〒950-0901
新潟市中央区弁天2-3-1 パンも大谷２階
TEL:025-282-7328
営業時間：11:00～14:00（LO 13:45）
休日：土・日・祝日
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万代シテイにある人気のパン屋「パンも大谷」の2階にある「讃岐うどん 大谷さん」。パン屋と同じく、「はんの大谷」で知られる大谷が運営する社会福祉法人大谷ゆめみらいが展開しているお店で、令和5年5月に開店。学生や会社員、買い物客から好評を博している。
令和2年にパン屋をオープンしたが、持ち帰りの客がほとんどのため、2階のイートインスペースを有効活用するにはどうしたらいいかを考えていたというサービス管理責任者の伊藤且弥さん。「パンと同じ小麦を使うもので、製造作業もしやすいものは何かと考えた結果、うどんになりました。国産小麦と新潟県産小麦に、県産米粉を加えることで、コシがあり、もっちりとした食感の、当店ならではのうどんになっています」。
大谷ゆめみらい サービス管理責任者
伊藤 且弥さん