ブーランジェリー リリッカの『デニッシュパン』
デニッシュパン(プレーン)1斤530円、2斤990円。手土産としても人気だ
受け継いだ製法を変えることなく守りながら、同時に味のバリエーションを増やしていき、現在は定番のプレーンのほか、焦がしバターの風味が魅力のプレミアム、ショコラ、抹茶小豆、シナモンアップルなど14種類。そこに季節限定デニッシュが加わる。店頭にはそのうち7~8種類が並んでいる。最近の話題作はスイカの色形を再現したスイカデニッシュ。スタッフが、スイカ好きの甥っ子を喜ばせたいと考案したものだった。また、今年1月には近くにある上山小学校の5年生とコラボし、子どもたちが新潟の魅力を発信するパンを企画。プレゼン審査を通過した4種類が商品化され、そのうちデニッシュパンは2種類。ご当地アイスのもも太郎をイメージしたもも太郎デニッシュと、ル レクチエとココア生地を合わせたデニッシュで、いずれも市内農家のフルーツを使用。販売すると大きな話題を呼んだ。「子どもたちの自由な発想はスタッフにとっても刺激になりましたね」。

スイカデニッシュは夏季限定商品

店頭にない通年商品はオンラインショップから購入可能
デニッシュパンは、まずはそのままの味わいを楽しむのがおすすめ。2日以上残る場合はスライスして1枚ずつラップで包み、冷凍庫へ。取り出して食べる際はトーストすると、焼き立てのようなさっくりとしたおいしさが楽しめる。
今年4月にリニューアルし、新たにトレンドを取り入れたパンが登場。カフェスペースもある
ブーランジェリー リリッカ
新潟市中央区女池上山1丁目5番地16号
TEL 025-285-8691
営業時間:9:00~18:00 ※土日祝は8:00~
定休日:年末年始
読者プレゼントがあります。
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新潟市にあるブーランジェリーリリッカのデニッシュパンは、発売から約20年が経つ今も高い人気を誇る商品。生地はオリジナルブレンドの小麦粉と、ブレンドバターをふんだんに使い、丹念に練り上げる。それを何度も織り込み、さらに三つ編みにして型に入れて焼き上げることで、外側はサクッとした軽い食感で香ばしく、中はしっとりふんわりとしたリッチな味わいが生まれる。
リリッカを運営しているのは、ラーメン店の無尽蔵などを展開している株式会社キタカタ。「当時の社長がラーメン店の物件を見るために足を運んだ京都で、京都祇園ボロニヤのデニッシュ食パンに出会い、どうしても新潟でこのパンを売りたいと思ったのがきっかけだったそうです」と同社の管理本部長の松縄剛さんは話す。
管理本部長
松縄 剛さん