ごあいさつ
皆さまには、日頃より、JAバンク新潟県信連に対して格別のお引き立てを賜り、厚くお礼申し上げます。
当会は、昭和23年の創立以来、「一人は万人のために、万人は一人のために」という協同組合精神の基本理念に基づき、県下JAとともに、新潟県の豊かな「農業」と「くらし」を金融面からサポートしてまいりました。平成30年8月には創立70周年という一つの節目を迎え、これもひとえに、皆さまからの長年にわたる温かいご支援、ご愛顧の賜物と、役職員一同心より感謝いたしております。
さて、JAバンク新潟(県内8JAと当会で構成)では、JAバンク新潟中期戦略のなかで、農業の成長支援や地域の活性化支援、ライフプランサポートの実践による組合員・利用者ニーズに即した事業展開を進めるとともに、貸出の強化をはじめとした収益力の強化や徹底的な業務効率化による人材創出により、持続可能な収益構造の構築に取り組んでおります。
また、当会としても、第18次中期経営計画のなかで、基本方針に掲げた取組みを一つひとつ着実に実践するとともに、令和3年11月に実施したSDGs 宣言を踏まえ、農業専門金融機関および地域金融機関の優位性を活かし、金融仲介機能や県域本部機能の発揮を通じて環境・社会課題の解決に貢献していくため、2030年に向けた中長期目標を設定しております。
令和6年度は、JA バンク新潟中期戦略および当会の第18次中期経営計画の最終年度であり、JA においては、農業・地域金融機関としての機能発揮や持続可能な収益構造の構築等の取組みを完遂させる重要な年度となります。当会としても、“ 農業・地域・くらしに貢献し、組合員・利用者を支え続けるJAバンク”という目指す姿の実現に向け、経営環境の変化に適応しつつ、安定した利益還元と充実した機能還元により、JA の事業変革の取組みを支援していくとともに、「長期ビジョン」の実現および2030年に向けた中長期目標の達成に向けた取組みを進め、組合員をはじめ地域の皆さまからの期待と信頼に応えてまいる所存ですので、今後ともより一層のご支援を賜りますようお願い申し上げます。
令和6年7月