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先輩職員の声

農業部 農業融資担当 加藤 卓 山形大学 地域教育文化学部卒業。2019年入会。 2023年4月から現業務を担当。

経験を積み、困った時に顔が浮かぶような存在になっていきたい

 農業法人向けに融資を行うのが主な業務です。例えばコンバインを買うお金など、農家の方が機械・設備投資などをするための資金を融資するというものです。農業法人融資は経営者の方々から直接、資金や経営相談を受けることが多く、お客様の経営により深く絡んだ業務だと感じます。金融機関は信用で成り立っているので、お客様を不安にさせないように表情や話し方などには気を配っています。

インタビュー写真

 以前、新設間もない農業法人から資金繰りの相談を受け、融資を行った案件が心に残っています。代表の経営経験が浅く、資金調達の手法などをあまり把握されていない状況での相談だったため、できるだけ細かくヒアリングをしながら進めた結果、適切な資金提案をすることができて、感謝の言葉をいただきました。農業法人の代表というのは農作業をしながら経営のことも考えなければならず、多くの不安を抱えているのだということを実感し、まずは話をしっかり聞くことの重要性を学んだ事例でした。
 ここまで担当してきた部署ではJAと関わる機会が少なかったのですが、この先はもう少しJAのことも知りながら仕事が出来るようになれたら、と思うことも増えました。例えば、企画推進部には、各JAを訪問して色々な相談事を受ける業務などがあるのですが、そういった部門も経験し、「困ったら加藤さん」という立ち位置になっていけたらいいなと考えています。マルチな知識を得た上で、JAとの連携を活かしながら農業法人に貢献できる存在を目指します。

地域に関わっていくという仕事に魅力を感じて

 大学進学で一度県外に出たのですが、実家が好きだし、仲間もいる新潟という土地が好きだったので、新潟で就職しようと決めていました。学生の時から人と話すのが好きで、人や地域と関わる仕事に就きたいという想いをベースにして就職活動を開始し、金融業界に興味が沸いてきたタイミングで、合同説明会で当会のことを知りました。
 父の実家が兼業農家で、小さいころから農業が比較的身近であったことや、福利厚生が良く、将来のライフプランも立てやすそうだという点が気に入り、入会を希望しました。基本的に転勤がなく、腰を据えて将来のことを考えられる環境だと感じています。

【ある一日のスケジュール】
8:30~9:30
訪問準備(資料作成など)
9:30~15:00
取引先訪問(途中昼食)
業務中の様子
15:00~17:00
報告書作成
17:00~17:10
片付・退勤
これまでのキャリア
  • 融資部 4年
  • 農業部 1年目
学生のみなさんへアドバイス

 就職活動は大変なことも多いですが、振り返ってみるとそれぞれの業種や業界について知ることができる貴重な機会だったと感じています。先方が積極的にいろいろなことを教えてくれる企業説明会への参加は、就活生の特権です。ぜひ自分が興味を持った企業だけでなく、いろいろな業界、いろいろな企業の説明会に足を運んでみてください。そこで得た知識は、社会人になってから役立つことも多いと思います。