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先輩職員の声

指導相談部 相談研修担当 笹川 裕史 明治大学 商学部卒業、2014年入会。 2017年8月から現業務を担当。

JAからの期待に応える

 県内JAが使用する貸出事務手続(※)の制定や、事務手続に関する指導・照会対応を行っています。
 手続に明記されていない事項など、照会内容は多岐に渡ることから、法務の参考書を確認したり、部署内で情報共有したうえで回答するようにしています。時には上部団体(農林中央金庫)や関係保証会社、弁護士に相談のうえ、JAからの相談に回答することになります。
 一人で業務を抱え込まず、部署内で同僚と相談し合いながら日々の業務に取り組むことが肝要です。

 現部署に配属された当初は、事務手続や契約書の条項、法務の確認など細かな確認を行って回答することに慣れず、JAへの回答が遅くなってしまうことがありました。その後は、日々の照会業務を素早く適切に回答するよう心掛ながら経験を積み、JA担当者から「ありがとう」「これからも期待してるよ」という言葉をかけていただけるようになったことがとても嬉しく感じます。今後も、現場で直接顧客と接するJAの力になれるよう精進していきます。

インタビュー写真

 現部署での目標は、さらに経験を重ね、事務手続や契約にかかる幅広い知識を習得しJAの実務に還元できるようになることです。また、これまでのキャリアは融資分野が中心でしたので、今後は他の当会業務を経験したうえで再度融資業務に携わり、顧客に対し様々なアプローチができる営業担当として活躍できるようキャリアアップしていきたいと考えています。

(※)
JAが、「融資申込受付→実行→回収」といった一連の貸出業務を行うにあたり必要となる、貸出業務の基礎を記した手順書。

「農業」という軸を持つこと

 当会に入会を決めた理由は、①JAバンク新潟の本部機能としての役割があること、②「農業」という軸がはっきりしていること、③法人融資に特化していること、の3点です。特徴ある金融機関で働きたい、新潟県経済の発展に貢献する仕事をしたい、という自身の軸と合致していることに魅力を感じました。特に、法人向け融資業務を通じて、新潟県経済の資金循環に携わり、お金の面で経済発展に寄与したいという思いが強くありました。当会での勤務では、農業法人に対する融資を経験することができ、現場農業者の声を聞くことができたことは大きな経験となりました。
 現部署のJA指導業務は、入会前はイメージしにくい部分もありましたが、JAバンク新潟の本部機能としてJAのサポートができる業務であり、特徴的な金融機関である当会ならではの業務だと感じています。

【ある一日のスケジュール】
8:00
出勤 業務準備、新聞等で情報収集
8:30~12:30
始業 JA照会対応 班内ミーティング
業務中の様子
12:30~13:30
昼休憩
13:30~17:00
JA照会対応 手続改正作業
これまでのキャリア
  • 農業部(農業融資)4年
  • 指導相談部(相談研修)3年目
学生のみなさんへアドバイス

 就職活動は、限られた時間の中で自身と向き合い、これからの人生を考える貴重な場です。
 様々な企業の研究をすることで、志望動機を明確にすることもできますし、何より自身の人生の選択肢を広げることができます。志望業種の研究だけではなく、志望する企業の取引先となる業種も研究することで深く仕事を知ることもできるでしょう。
 面接では、真剣な姿勢を自分らしい言葉で伝えることができれば、良い結果が見えてくるはずです。最後まで「自分らしさ」も忘れずに頑張りましょう。